ガレット・デ・ロワ作りました

フランスの正月明けのイベントといえばガレット・デ・ロワです。アーモンドパウダーで作った餡が入ったパイです。王様の焼き菓子という意味で、それは中に入れてあるフェーヴという陶器の小さな人形が当たった人が王様ということになっているからです。おみくじの大吉なようなものです。

本当はこれは公現祭というイエスの洗礼を記念する行事で、「王様」とはイエス誕生の際に駆けつけた東方の三博士のことなのだそうです。Galette des Roisで王様(roi)が複数形になっているのはそういうわけですね。

フランスに住んでいると、この時期は家庭で、職場で、そして友人やご近所に呼ばれ、といろんなところでガレットデロワを食べることになり、お腹いっぱいになります。

かの地で暮らすまでこんなものが存在することは全く知りませんでしたが、それ以来、うちでも毎年作っています。アーモンドクリームを作り、それを市販のパイ生地に挟んで焼くだけでとても簡単です。

確か、本場のはこんなにふっくらパリパリはしていなかったように思いますが、市販のパイ生地で作っているので・・・

ガレットデロワには歌もあります。歌詞も下に書いておきましたので、みんなで集まって食べる時にどうぞ!

(フランス語歌詞)

J’aime la galette

Savez-vous comment ?

Quand elle est bien faite

Avec du beurre dedans.

Tra la la la la la la lère

Tra la la la la la la la.

(メロディーに合わせた読み方)

ジェーム ラ ギャレット

サーヴェヴ コマン

カーンテレ ビヤンフェーット

アヴェクデュ ブールドゥダン

トラ ラ ラ ラーラララ レール

トラ ラ ラ ラーラララ

意味は「ガレットは大好き。どんなのが好きか知ってる?中にバターを入れて上手く焼けた時だよ。ラララ・・・」です。