うちのテレビ画面で見る映画の画質にずっと違和感がありました。きれいで滑らかなのですが、妙に平面的な感じがして、どんなシーンもなんとなく薄っぺらに見えるのです。
映画を主に観るのがAmazon Prime Videoなのですが、その仕様なのか、あるいは単に気のせいかもしれない、と何年もそのままでいました。しかし今週「ゴッドファーザー」を観た際、流石にこれはおかしいぞ、となりました。重厚で絵画的なはずの場面すらも昼ドラみたいな感じに見えるではないですか!
感覚に関わる情報をネットで調べるための適切な表現を探すというのは結構難しいものです。しかし少し調べると、これは比較的知られた現象だと分かりました。その名も「ソープオペラ効果(Soap opera effect)」。訳すればまさに「昼ドラ効果」です。
これは動画を構成する多数の画像(フレーム)間を自動的に補完し、フレーム数を増やす技術が使われていることにより発生します。これによって画面上の動きなどがより滑らかに表現され、冒頭に記載した雰囲気のようになるのがソープオペラ現象です。
うちのRegzaというテレビだと、これはデフォルトで有効化されていました。設定→映像設定→映像メニューと開き、その中の「クリアスムーズ」というのをオフにするとめでたく解決しました。ゴッドファーザーもオリジナルの雰囲気を回復。
こういう効果がプラスになる映画もあるかもしれませんが、古めの作品だとあまりの落差に脱力してしまいます。

