パキポディウムの個体差

これらはパキポディウム・カクチペスという植物です。種を蒔いた日はどちらも2021年9月25日です。種蒔きからほぼ3年経過しました。これだけ経って大きさはやっと親指くらいです。

この2株は別の種類のように違って見えます。左はトゲが細く、茎がトックリ状です。一方、左はトゲが太く、茎が棒状に近い形状です。きっとどの植物でもこういう個体差があるのでしょうが、パキポディウムは茎が太ったり、トゲがあったりするのでよく目立ちます。

高校生物で出てきたメンデルのエンドウを使った遺伝の実験のように、掛け合わせ実験ができれば面白いのですが、成長の遅いパキポディウムでは何十年もかかりそうで大変ですね。

パキポディウムの種蒔きを時々やっていますが、茎・トゲ・葉の形・成長の速さにバリエーションがあり、今度はどんな株が育つかと毎回楽しみにしています。