関空からJetstar便を使ってシドニー経由でウルル(Uluru-Kata Tjuta National Park)を訪ねてみました。私と同じように個人で手配して行かれる方の参考になるかと思って記録しておきます。
日本からウルルへの移動
今回(2024年8月)利用したのは次の便です。
- 21:25関空発 JQ14便→翌日8:10シドニー着(ターミナル1)
- 10:35シドニー発(ターミナル2) JQ660便→13:40エアーズロック空港着
シドニーでの乗り継ぎ時間は2時間25分。
預けた荷物の受け取りと再チェックイン、それにターミナル間の移動が必要なのであまり余裕はありません。関空からの到着が遅れたりしたらどうしようとドキドキしながらの出発です。
そういう不確実さというか、チャレンジ感も旅行の楽しみかもしれません。
シドニー到着は定刻通りで、預けた荷物もターンテーブルにすんなり出てきてくれたので、まずは第一関門クリア。
あとはターミナル1から2への移動ですが、これは15分間隔で出る無料バスに乗って行きます。
ターミナル1で荷物を受け取ってホールに出たら、バス停は左側へずっと歩いてホールの建物を出たところにあります。到着ホールの“T2 Domestic Transfer”という表示に従えば迷うことなく到着できます。
思ったよりすんなりとターミナル2に到着し、荷物のチェックインを済ませた時点で出発時間までは1.5時間ほどあり、時間的には余裕でした。
シドニーからのJetstarは3時間ほどでエアーズロック空港に到着。飛行機でこんなに飛んでやっと大陸の中央部に到達するとは、やはりオーストラリアは広いですね。ちなみにシドニーとは時差があり、時計を30分間戻します。
エアーズロック空港からホテルへ
広大なウルル-カタジュタ国立公園は、レンタカーを使って巡るのがおすすめです。色々なバスツアーもありますが、やはり時間を気にせずに見たいところを好きなだけ楽しむことができるメリットは大きいです。
そこで事前にBooking.comでレンタカーを予約しておきました。空港のThriftyというレンタカー会社で車を受け取ります。用意してくれていたのはトヨタRAV4です。こんなに大きな車を運転するのは初めてです。
おそるおそる出発しますが、オーストラリアは日本と同じ左側通行で余計なストレスなく運転できます。交通量も少なくてとても快適です。赤い砂で覆われた砂漠を進んでいきます。
ウルル周辺では、空港から6kmほど離れたYularaという地区にほとんどのホテルが集まっています。私たちもそこに2泊しました。このホテル地区にはレストランも沢山あります。物価も高いので毎回外食するのは費用的にちょっと、となりますが、とても品揃えの良いスーパーもあり軽食や食材を調達することもできます。
夕暮れのウルルを見るには
ウルルが夕日に染まって色を変えるという姿を見たくて夕方に車で出かけます。この様子を見るのに最適なビューポイントが下の地図でサンセット鑑賞エリアと書いてある場所です。矢印が指している場所はより詳細にはこちらです。
このビューポイントも含め、ウルル-カタジュタ国立公園内に入るには、大人1人につきAUD38.00のUluru-Kata Tjuta park passes(3日間有効)が必要になります。18歳未満は無料です。地図にも示されている国立公園入口には料金所があり、ここで入場券を購入するか、あらかじめ購入したオンライン入場券のQRコードを読取機にかざして入ります。
ビューポイントはホテルからは14kmほどで約10分で到着。途中でどんどん迫ってくるウルルの迫力ある姿が見られます。
私たちが着くともう車がたくさん集まっています。みんな持ってきた折り畳みチェアに座っておしゃべりをしたり、カメラを三脚にセットしたり、大きなソーセージを食べたりして思い思いに楽しそうに日没を待っています。
この時期の日の入りは18時半くらいで、私たちはその40分前に到着しました。色が移ろい行くウルルを楽しむにはこれがちょうどよかったです。
日の出のウルルを見る
朝日を浴びるウルルの姿はホテル近くの丘に登って眺めました。
ホテルから歩いて10分ほどで登れる低い丘に日の出前に登って待っているとウルルがだんだん姿を現します。夕方のビューポイントから見たのとはだいぶ違う形をしています。深い谷に陰影が付いて、これもまた素晴らしい眺めです。
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