「おはよう。今日から冬だね。」と挨拶されると大抵の人は驚きますね。季節は徐々に移ろうものであって、ある日を境にすぱっと変化したりしません。
と日本では思ってきましたが、フランスでは違うようで、こういう言葉がよく交わされていました。フランスでは12月21日の冬至からが冬だと定義されていて、それを日常感覚で使っているのが、あちらで驚いたことの一つです。冬だけでなく他の季節についてもそうで、特に春分の日の「今日から春だ!」はやっぱりみんな言いたいようです。
自然の変化に季節を感じる日本人のセンスではなかなか理解し難いですが、数値や明晰さを好む民族性がここにも現れているのかなと思いました。
フルートの定期調整をしてもらうため大阪に出かけました。大阪駅の北側に大きな公園ができたというので寄ってみると、広々した緑の空間が広がっています。駅の反対側は人だらけで歩きにくいほどなので、ほっとします。