ヴァイオリン・ピアノのリサイタルを聞いてきました。ヴァイオリンは今年からNHK交響楽団のコンマスを務めている郷古廉さん、ピアノはホセ・ガヤルドさん。
特に楽しみにしていたのはフランクのヴァイオリン・ソナタ イ長調です。最後の第4楽章の明るく清らかな旋律が聞こえてくるところが大好きな瞬間です。静かな中にも、これまでの長い第1〜3楽章が全て重なり合って迫ってくるような感じがします。
郷古さんが弾く楽器は1682年製ストラディヴァリウスとあります。バッハが生まれる前から存在する楽器が現役だとは何と素晴らしいことでしょう。