遮光の重要性

6月にこのガーデンラックを購入しました。これにコーデックスの鉢植えを並べて外に出したところ、どの植物もとても調子良く成長しています。

置き場所はカーポートの屋根を通した日が当たる場所です。これまで、外の直射日光では葉焼けを起こして落葉することが多かったのですが、カーポートで適度に遮光されていると緑鮮やかな葉のまま元気です。

下のグラフは各光合成色素の光の吸収率の波長依存ですが、植物の光合成に必要なのは紫外線(UV)から可視光線です。カーポートの屋根は熱線遮断ポリカーボネート板で、温度上昇を起こす赤外線の70%をカットしますが、光合成に必要な可視光線は76%を通す素材です。そのため強すぎる光をカットして光合成もでき、鉢も熱くなりすぎないということで、植物栽培にもってこいな環境だと思います。

嶋田幸久・菅原正嗣「植物の体の中では何が起こっているのか」, ベレ出版 より
今年開花したパキポディウム・グラキリウスも葉を繁らせています。
奥の2株はパキポディウム・カクチペス、手前の小さいはパキポディウム・イノピナツム。カーポート下で目に見えて成長してきています。

しばらく前の記事で取り上げたケラリア・ピグマエアもぐんぐん育っています。これは一般には「冬型」とされ、夏は休眠して成長を止め、涼しくなると成長再開するというタイプということになっています。しかし、夏冬関係なく成長と停止を繰り返するところを見ると、本当に冬型なのでしょうか。この夏、カーポートの下では特に調子が良さそうです。

2024年12月
2026年7月ー枝分かれして大きくなりました。これで樹齢4年です。