本に出会うきっかけは本

私は書店に長居するのが好きです。

しかし、店内で色々な本を手に取ってあれこれ悩んでみても、結局買わないで店を出ることが多いたちでもあります。その一方で、人に薦められるとたいていは買って読みます。

そして、他の本の中で触れられている本も無性に読んでみたくなります。そうしたきっかけをくれる本の一つが三上延「ビブリア古書堂」シリーズです。

鎌倉のとある古書店。ここには本に関係していることになら天才的な能力を発揮する店主がおり、彼女にさまざまな相談が持ち込まれるという謎解きものです。いわゆるライトノベルというジャンルに属するものだと思います。

もう十巻以上出ていて、登場する本のジャンルとしては日本の近代文学が多いのが特徴と言えます。これは私にとって外国文学と比べてそれほど多く読んではいない領域ですので、新規開拓とお気に入りの発見に役立っています。

さて、最新刊が出ていたのでさっそく読んでみました。そして、本作で登場した中原中也の詩がとても素敵なので、それが収録された詩集も購入。

たまにこうして詩を声に出して朗読するのも良いものです。